2025-2026年度 テーマ

「時を紡ぐ」

ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2600

MATSUMOTO SOUTH ROTARY CLUB

松本市は、北アルプス、上高地、美ヶ原高原といった岳人たちに愛される自然を擁する「岳都」。開智学校や旧制松本高等学校など、教育への深い愛情が感じられる「学都」。さらに、スズキ・メソードやセイジ・オザワ松本フェスティバルで世界に名を知られる「楽都」。これら三つの「がく」が象徴する「三がく都」として広く知られています。
自然と歴史が織りなす美しい町、信州・松本。この地を舞台に、私たちと共にさまざまな奉仕活動に参加してみませんか?

2025-2026年度テーマ

「時を紡ぐ」

会長挨拶

ロータリーは、200以上の国で120万人以上の会員からなる世界的なネットワークです。 1905年に米国シカゴで創設されたロータリーでは、110年以上にわたり、異なる職業や立場の人々が「世界を変える行動人」となり、その経験と知識を生かして社会奉仕活動や人道的活動に取り組んできました。

その使命は、職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて人々に奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、親善、平和を推進することです。 
――その根底にあるのが、「超我の奉仕(Service Above Self)」という理念です。
私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています。 
そしてロータリアンは、所属するロータリークラブと国際ロータリーを通じて、クラブ、地元地域だけでなく世界各地の人々と出会い、学び、協力する機会を得ることができます。

今年度は、国際ロータリー会長メッセージ「良いことのために手を取りあおう(UNITE FOR GOOD)」、 国際ロータリー第2600地区の運営方針「つなごう未来へ 信濃の国の物語」のもと―― 
世界中でより大きなインパクトに繋がる新しい取り組みが進められています。

私たち松本南ロータリークラブは、1961年、松本平で2番目のクラブとして誕生し、以来65年にわたり、地元で良い変化を生むために奉仕活動を行ってきました。

今年度、創立65年を迎えるにあたり、「時を紡ぐ」をクラブのテーマとしました。 
――地域との絆、人々とのつながりを先輩方から引き継ぎながら、未来へと“時を紡ぐ”一年にしたいと考えています。

松本南ロータリークラブは、長い歴史と誇りある伝統を受け継ぎながら、この地域にしっかりと根を張り、活動を続けています。 

そして何よりも大切にしているのは、会員同士の温かなつながりです。 一緒に奉仕活動に取り組み、ときに語らい、ときに笑い合う。 

そんな親睦のひとときこそが、私たちクラブの基礎となっています。ロータリーの精神を楽しみながら、無理なく自分らしいかたちで社会に関わる。 

――私たちはそんな「エンジョイ・ロータリー」の姿勢を大切にし、クラブを運営しています。

このホームページを通じて、当クラブの活動に少しでも興味を持っていただけたなら幸いす。 

「少し話を聞いてみたい」「仲間になってみたい」、――そんな気持ちが芽生えたなら、 

その一歩が、身近にある街や世界をほんの少し良くする力になるかもしれません。 

――私たちと一緒に“時を紡いで”みませんか。

2025-2026年度
国際ロータリー第2600地区
松本南ロータリークラブ会長

奥澤 信夫

RI(国際ロータリー)テーマ

「よいことのために手を取りあおう」

RI(国際ロータリー)挨拶

親愛なる友人の皆さま

2週間前、私は自宅の居間で孫たちと遊んでいました。その数日後、私はカルガリー行きの飛行機に乗り、この素晴らしい組織を率いるという突然の責任を負うこととなりました。人生はあっという間に過ぎますが、自分がいるべき場所に導いてくれるものです。

今年度の始まりに、次の明確なメッセージをお伝えしたいと思います:よいことのために手を取りあおう。シンプルながら、力強いフレーズです。ロータリーでは、あらゆる取り組み、日々の奉仕、入会してくる新会員、世界的な課題への対応の裏に、二つのことがあります。それは「友情」と「信頼」です。

強いクラブは、友情と信頼によって築かれます。私たちは、友情と信頼のもとに有意義なパートナーシップを築き、世界的な問題を各地域で解決へと導きます。私たちは、肩書や称賛のためでなく、謙虚さ、人間性、思いやりをもってリーダーシップを発揮します。しかし、実のところ、このようなリーダーシップは必ずしも簡単ではありません。私たちは人間であり、間違えることもあります。意見が対立することもありますが、ロータリーではより大きな視点が求められます。ロータリーのビジョン声明の全文を見てみましょう:

「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」

特に肝心なのは、「自分自身の中で」という部分です。なぜなら、変革とは戦略から始まるものではないからです。変革は、一人ひとりの人格や互いへの接し方から始まります。どのように耳を傾け、サポートし、奉仕するかということから始まるのです。

今年度、そのことを胸にリーダーシップを発揮していただくようお願いいたします。関係を通じてロータリーを成長させ、より親しみやすく、柔軟で、新しいアイデアを受け入れるクラブとなり、1年という枠を超えてビッグに考えてください。私たちの任期はあっという間ですが、継続性とビジョンを持って計画、行動すれば、末長いインパクトを生むことができます。私たちの優先事項が、会員増強、ポリオ、平和であることも忘れないようにしましょう。かつてないほどポリオの根絶に近づいていますが、ここで歩みを止めるわけにはいきません。世界の子どもたちとの約束を守らなければなりません。また、ロータリーは1世紀以上にわたって平和を構築してきました。安全な水のシステム、青少年交換、母子の健康プロジェクトなど、あらゆる活動が平和へのステップとなります。

私が若き職業人としてロータリーに入会したとき、役に立ちたいと強く思っていましたが、人前で話すことを恐れていました。ロータリアンの仲間たちが私を信頼し、さまざまな役割を担うよう背中を押してくれました。そうする中で、ロータリーが私の人生を変えました。ロータリーは、勇気と目的を与えてくれました。何よりも、皆さま、すなわち世界中の友人、チーム、ファミリーを与えてくれました。

友人の皆さま、引き出しの奥にしまっていた夢、特に大きすぎたり大胆すぎたりして実現できないと思っていた夢を、取り出すときが来ました。その夢に光を当てましょう。クラブ、地域社会、そして世界のために、よいことのために手を取りあおうではありませんか。リーダーとして奉仕するだけでなく、喜び、つながり、愛に満ちた1年といたしましょう。

感謝と敬意を込めて

2025-2026年度 RI会長

フランチェスコ・アレッツォ

所属:ラグーザRC
国籍:イタリア

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